Version 1.0.42 (080301) - 2008 年3月1 日
SpectraNaviについて
SpectraNaviは自動でNECディスプレイのカラーキャリブレーションとカラープロファイルを作成することの出来るソフトウェアです。
このソフトウェアは信号ケーブルを使ったディスプレイとグラフィックカードが双方向通信で制御されます。このため他のケーブルは必要ありません。
この機能をサポートしているグラフィックカードを使う必要が有ります。
この双方向通信はDDC/CI(Display Data Channel - Command Interface)と呼ばれておりVESA (Video Electronics Standards Association)によって定められた業界標準です。
GretagMacmbethのEye-OneカラーセンサーのドライバーはSpectraNaviのインストールの際に同時にインストールされます。
キャリブレーション作業の30分前にはディスプレイの電源を入れておくことを推奨します。
Known issues:
今までのSpectraNaviとの互換性
SpectraNaviの今までのバージョン(1.0.30以前)のTarget and
Monitor Calibration
Settings(.mcs)ファイルはキャリブレーションの精度を上げるため今回のバージョンとの互換性がなくなりました。
もし必要があればもう一度ターゲットファイルを作成してキャリブレーションを実行してください。
Target and Monitor Calibration
Settings(.mcs)ファイルの保存場所が¥Documents and Settings¥All Users¥Documents¥NEC Display
Solutions¥SpectraNavi¥Calibration Settingsに変更になりました。
もし必要があれば¥Program
Files¥NEC Display Solutions¥SpectraNaviフォルダにあるターゲットファイルを移動してください。
GretagMacbeth i1 Pro(Eye-One
Pro) か Eye-One Monitorを使う場合
ご使用前にウォームアップの時間をとるようにしてください。
黒に近い色を測定した場合には、多少ドリフトする可能性が有ります。
SpectraNaviの環境設定の測定回数については、少ない測定回数にすることをお勧めします。
キャリブレーション作業中は指示に従って作業をおこなってください。
LCD2180WGLEDもしくはLCD2690WUXi、LCD3090WQXiでキャリブレーションを行なう場合
フィルタ方式のカラーセンサーの場合、sRGBを超える色域を測定したときに実際と測定値にずれが起こる可能性があります。このためキャリブレーションを行なうときやICCプロファイルを作成するときに影響が出ることがあります。
ユーザーマニュアルのP10にあるプロファイルを作るためのデータの設定は工場出荷設定を選択することを推奨します。
NEC LCD2180WG LED
ウォームアップする時間がない場合には、以前のキャリブレーション結果を反映させるオプションを使わないようにお願いします。
NEC LCD4020/4620/5220/6520
NEC
MULTEOS M40/M46
キャリブレーション作業の30分前にはディスプレイの電源を入れておいてください。
パネルのバックライトの性能である程度輝度が低い場合、輝度安定性が悪くなります。
200cd/m2以下の輝度で調整した際には、目標設定から外れてしまう可能性があります。
DICOMキャリブレーション
DICOM曲線にキャリブレーションするのであれば、環境設定のキャリブレーションポリシーをグレースケール重視に選択してください。最大限のコントラスト比が必要であるのであればコントラスト重視を選択してください。
ATI Catalystドライバ
最新のドライバでCatalyst Control
Centorをお使いになる場合には、Framework2.0のインストールが事前に必要です。
ATI
Catalystドライバの6.3と6.4ではSpectraNaviの動作に問題が生じることがあります。これはドライバの問題で6.5のバージョンから改善されています。
もし6.3か6.4のバージョンを使われてて問題が起きたのであれば最新版をATIからダウンロードしてください。
また、ATI
Catalystドライバ6.5でもSpectraNaviの動作が遅いことがあります。これも次にリリースされるバージョンのドライバで改善される予定です。
すべてのグラフィックカードがDDC/CIをサポートしているわけではありません。ソフトウェアの使用前に最新のドライバーを導入することをお勧めします。グラフィックスカードに添付されているCDではドライバーが最新版でない可能性が有ります。
古いグラフィックスチップの場合DDC/CIをサポートしていないことがあります。この場合DDC/CIドライバをインストールしなければなりません。この場合、以下のコマンドラインを使ってインストールが出来ます。
setup
/z"forcedriver"
SpectraNaviがWindowsXPx64で対応しているのはATI,Nvidia,Matrox(Parheria P650もしくはそれよりも新しい製品)のグラフィックスカードです。
詳しくは下の表を参考にしてください。
| グラフィックスチップメーカー | Windows2000/XP | WindowsXPx64 | WindowsVistax32 | WindowsVistax64 |
| ATI(RADEON or FireGL) | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| NVIDIA | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Matrox(P650/Medicalシリーズ/最新機種 | 対応 | 対応 | 対応 | |
| Matrox(G400/450/550など) | 対応(コマンドラインで/z"forcedriver") | 未対応 | VistaのWDDMを使った場合未対応。XPのWDDMを使った場合対応。(コマンドラインで/z"forcedriver") | 非対応 |
| Intel | 対応するチップセットもあり | 未対応 | 対応するチップセットもあり | 非対応 |
| SiS | 対応(コマンドラインで/z"forcedriver") | 未対応 | VistaのWDDMを使った場合未対応。XPのWDDMを使った場合対応。(コマンドラインで/z"forcedriver") | 非対応 |
| 3D Lab | 対応(コマンドラインで/z"forcedriver") | 未対応 | VistaのWDDMを使った場合未対応。XPのWDDMを使った場合対応。(コマンドラインで/z"forcedriver") | 非対応 |
| S3 | 対応(コマンドラインで/z"forcedriver") | 未対応 | VistaのWDDMを使った場合未対応。XPのWDDMを使った場合対応。(コマンドラインで/z"forcedriver") | 非対応 |
| TechSource | 対応(コマンドラインで/z"forcedriver") | 未対応 | VistaのWDDMを使った場合未対応。XPのWDDMを使った場合対応。(コマンドラインで/z"forcedriver") | 非対応 |
| Others | 未対応 | 未対応 | 未対応 | 非対応 |
DDC/CIをサポートしているメーカーのリンク先です。
SiS
(Silicon Integrated Systems Corporation)
Tech Source
Inc. (Raptor Med 12 supported)
このSpectraNaviはWindows2000,WindowsXP(Home
とProfessional edition),WindowsXP x64とWindowsVista
32bitと64bitをサポートしています。
※ソフトウェアをインストールするには管理者権限のアカウントが必要です。
ソフトウェアがサポートしているディスプレイは以下の通りです。
・NEC LCD1980SXi
・NEC LCD1990SXi
・NEC
LCD1990SX
・NEC LCD2090UXi
・NEC LCD2190UXp
・NEC LCD2190UXi
・NEC
LCD2180WG LED
・NEC LCD2490WUXi
・NEC LCD2690WUXi
・NEC
LCD3090WQXi
・NEC LCD4020
・NEC
LCD4620
・NEC LCD5220
・NEC LCD6520
・NEC MULTEOS M40
・NEC MULTEOS M46
ソフトウェアがサポートしているカラーセンサーは以下の通りです。
・GretagMacbeth i1 Pro(Eye-One Pro) and
Eye-One Monitor
・GretagMacbeth Eye-One Display 1 and i1 Display2(Eye-One
Display2)
・Gretag Spectrolino (via RS232)
・X-Rite DTP94 /
MonacoOPTIX-XR
・Color Vision
Spyder2/Spyder3
もし、カラーセンサーのドライバのセットアップができていないときには、C:¥Program Files¥NEC
DISPLAY SOLUTIONS¥SpectraNavi¥Driversに各ドライバが保存されていますので、設定してください。
もしソフトウェアに問題があった場合には、以下の項目を確認してください。
・グラフィックスカードがDDC/CIをサポートしているか?
・グラフィックカードのドライバーが最新のものなのか?
・異なる二つのグラフィックスカードメーカーのドライバがパソコンにインストールされている場合、DDC/CI通信を阻害することがあります。
不要なディスプレイカードのドライバーはアンインストールしてお使いください。
V1.0.00:
2005年7月1日
・SpectraNavi 初版リリース
V1.0.10: 2005年8月1日
・NEC i1 Display V2 WG sensor for use with
the LCD2180WG LED サポート追加
・X-Rite DTP94 / MonacoOPTIX-XR colorimeter サポート追加
V1.0.30: 2006年7月1日
・Multisync 90シリーズ サポート追加
・Custom
Gamma Curve function 追加
・Native white point setting 追加
・Auto-load settings
on Target Change function 追加
・Test Pattern feature 追加
・monitor and
colorimeter detectionの改善
・低輝度でのキャリブレーション精度の改善
V1.0.31:2006年9月26日
・DDC/CIインターフェースの改善によるインストール不具合の改善
・GretagMacbeth i1 Pro and i1 Monitorのx64 driverの追加
・ポートレートでキャリブレーションするときに縦横比がが崩れていたことの改善
V1.0.32:2006年12月1日
・Multisync LCD2490/2690WUXiのサポート追加
・色温度の下限を4000Kに変更
・Windows Vista x32 のサポート追加
・ターゲットファイルの保存場所の変更
¥Documents and Settings¥All Users¥Documents¥NEC
DISPLAY SOLUTIONS¥SpectraNavi
V1.0.40:2007年9月1日
・グラフィックスユーザーインターフェースの日本語化対応
・ユーザーマニュアル改版
・Multisync
LCD1990SXのサポート追加
・Multeos
M40/M46サポート追加
・LCD4020/4620のサポート追加
・ColorVision Spyder2
サポート追加
・目標値のコントラスト比設定による黒レベル調整機能追加
・i1 Display2による環境光測定機能追加
・Custum
White Pointの操作方法変更
・キャリブレーション情報のDICOM調整結果表示方法変更
・キャリブレーション速度の向上
V1.0.42:2008年3月1日
・Multisync LCD3090WQXiのサポート追加
・Multisync
LCD5220のサポート追加
・Multisync
LCD6520のサポート追加
・環境設定上でAutoLuminanceの制御追加(LCD3090WQXiのみ)
・ColorVision
Spyder3
サポート追加
・i1Proによる環境光測定機能の追加
・ツールにSpectraNavi上でのムラ補正機能制御追加(サポート機種のみ)
・ツールにSpectraNavi上でのLED光源コントロール機能追加(サポート機種のみ)
・キャリブレーション情報に接続しているモニタのファームウェアの表示機能を追加
・アナログ接続の際、Auto
Contrastをキャリブレーション前に自動実行
Copyright
This file and all of the SpectraNavi
software is Copyright (C) 2003-08 NEC Display Solutions, Ltd.
Apple、Macintosh、ColorsyncはApple
Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
PentiumはIntel
Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft、Windowsは米国Microsoft
Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
X-RITEはX-Rite社の米国およびその他の国における登録商標であり、Eye-One、i1、i1
Logo,X-Rite DTP94はその商標です。
ColorVisionはDatacolor社の米国およびその他の国における登録商標であり、Spyder2PRO、Spyder2
Suite、Spyder2
express、Spyder3ELITE、Spyder3Studioはその商標です。