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平成20年3月3日
報道資料
NECディスプレイソリューションズ株式会社
長野日本電気株式会社
MultiSync® LCD3210-TC(J)
NECディスプレイソリューションズ(社長:津田芳明、本社:東京都港区)は、長野日本電気株式会社(社長:山本文夫、本社:長野県伊那市)とアナログ容量結合方式のタッチパネルを内蔵した32型液晶ディスプレイ「MultiSync® LCD3210-TC(J)」を共同開発し、3月10日より出荷を開始いたします。
新商品の希望小売価格・販売目標台数などは次の通りです。
機種名 | 希望小売価格 | 表示画素数 | 販売目標台数 |
MultiSync® LCD3210-TC(J) | オープン | 1,366×768(WXGA) | 1,000台/年 |
大画面のフラットパネルディスプレイは、様々な情報を多くの人に広く伝えるのに適していることから、消費者を引き付けるための魅力ある媒体を効率的に実現できる、Digital Signage(デジタルサイネージ)※と呼ばれる市場として伸張しています。
デジタルサイネージの進展により、情報の受け手は、情報提供者から一方的に情報を受け取るだけでなく、情報を自ら選択していつでも入手することを求めるようになってきました。そのため、インターラクティブ(対話型)コミュニケーションツールのニーズが高まってきております。
今回の新商品「MultiSync® LCD3210-TC(J)」は、このようなニーズに対応するために商品化したもので、NECディスプレイソリューションズの32型高品位液晶ディスプレイ「MultiSync® LCD3210」をベースモデルにして、複数あるタッチパネル方式の中でも照度認証性・耐久性に優れ、誤動作しにくいアナログ容量結合方式を採用し、同方式のサイズでは最大クラスとなる32型タッチパネルを内蔵しました。内蔵であることにより外付けよりも防塵性に優れ、また、通常の液晶ディスプレイと同様に扱えるので設置も容易です。
また、表示コンテンツ作成のための参考テンプレートを収めた「タッチパネル活用サンプル」を同梱しておりますので、導入後、短期間で運用していただくことが可能です。
用途としては、ホテル、病院、図書館、美術館、空港、駅、アミューズメントスポットなどでの案内表示の他、学校や会社内のパブリックスペースでの案内表示、店舗における商品の情報表示なども想定しています。
※デジタルサイネージ:デジタル化された様々な情報をディスプレイ装置で表示する電子掲示板システム
公共空間で想定される水滴や埃などの異物や、外光の影響による誤動作が少なく、応答速度も優れているアナログ容量結合方式を採用しています。タッチ耐久性にも優れているためタッチ寿命が長く、公共空間での使用に適しています。
さらに、ガラス表面には傷がつきにくいようハードコート加工を施しています。
フロントベゼル内の液晶モジュールにタッチパネルを装着した内蔵タイプなので、埃が入りにくい構造になっています。また、外観はベースモデル「MultiSync®LCD3210」と同じなので、設置・導入も同様に扱うことができます。
上下左右155度の広視野角のため、斜めから見ても、カラーシフトをおさえた、クリアでコントラストの高い映像を表示することができます。パブリックユースで求められる“見やすさ”を提供します。
表示するコンテンツ内容が容易に作成できるコンテンツ用テンプレートを収めた「タッチパネル活用サンプル」を用意いたしました。このテンプレートの活用により、コンテンツ作成にかかる時間と費用が削減でき、またネットワークに接続されたパソコンからリアルタイムかつ容易に情報更新が可能なので、短期導入とスムーズな運用が可能です。
以上
なお、新商品の主な仕様については、下記リンク先をご参照ください。
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