| はじめに、環境情報研究所における具体的な研究・取り組みについてお聞かせください。 |
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寺島教授 私どもの学術研究所では、我々が主体となって地域産業、官庁、民間地域と連携を図り、地域発展のために「情報」と「環境」をキーワードに新しい形の都市計画を模索し、その実現を目指して日々研究を重ねております。「情報」という面では、グローバリゼーションの名のもとに、我が校での研究成果などをネットワークシステムを通じて世界に発信し、遠隔教育を実践しております。現在、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイと接続し、日本の神社仏閣、文化遺産など日本の文化を学ぶためのコンテンツを表示しています。近い将来には、海外現地にもこの研究所にあるようなシステムを導入し、3Dの大画面でネットワークを介し、バーチャル授業を行う予定です。 |
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| このシステム導入にあたり、3D大画面表示にこだわりを持たれた理由は何ですか? |
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| 寺島教授 一番の理由は、全員参加型のコラボレイティヴな授業、大型スクリーンを活用したインパクトのある授業を展開したかったからです。3D画面の特性を利用し、例えばスーパー・グローブ(データ・グローブ)を使って、皆で大画面を見ながら実際にパソコン本体や建造物の組み立ての共同シミュレーションを行い、楽しく理解しやすい授業をすることが目的です。もちろんそのコンテンツを海外へネット配信することも可能ですし、先程言いましたように、このシステムを導入すれば海外との共同作業も可能となります。海外へのネット配信については前出の海外3拠点の他に、ブラジルのサンパウロ大学、アイルランドのダブリン市立大学ともネット提携を計画中です。 |
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| 都市開発の研究においては、どのようにシステムを活用なさっていますか? |
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寺島教授 従来ですと、都市開発や建造物の計画会議等では、立体模型や完成予想図、図面を作成して議論するのが常でした。会議も皆が集まって行わなくてはなりませんでしたし、計画が変更になればその都度模型等も作り直さねばなりませんでした。しかし、このシステムを使うことにより、全員が集まらなくても遠隔会議ができるうえに、3Dコンテンツを見ながら手を加えるなど、その場で修正することも可能になりました。このような事業においては、市民、行政、デベロッパーのコンセンサスが必要になってきますので、迅速で効率的・立体的なビジュアルにすることにより、誰でもすぐにイメージが沸く、わかり易いシミュレーションを駆使したプレゼンテーションが重要となってくるわけです。このシステムは、実際に街づくりの事例にも使われています。 |
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| なるほど。今回、NECのプロジェクタ「GT6000」をご導入いただいた経緯をお聞かせください。 |
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| 寺島教授 いくつか候補があったのですが、決め手となったのは「GT6000」は明るさも十分にあり、高解像度・高精細という点でした。コンテンツの性質上、より鮮明に美しく画面が表示されることが重要ですので、この点は大きかったです。また、国内メーカーですので信頼性、それに関連してアフターサービスの充実という点もポイントになりました。 |
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| 実際に、ご使用になられてのご感想は? |
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| 寺島教授 非常に満足しています。特に「ダイナミック・イメージ・ユーティリティ」ソフトウェアは、有効に活用しております。このシステムのように、複数のパソコンやワークステーションで操作を行うことが多い場合、通常ですとスイッチャーやコンソールが必要となり、制御が難しく手間も取っていたのですが、このソフトを使用することにより、パソコン上での画面の切り替えやON/OFF、画質調整もスムーズに行え、オペレーションが非常に楽になりました。オプションの短焦点レンズもバックヤードの省スペース化にとても役立っております。 |
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| ありがとうございます。「ダイナミック・イメージ・ユーティリティ」は、弊社オリジナルのソフトですので、このような喜びの声をいただくと非常に励みになります。では最後に、今後の展望をお聞かせください。 |
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寺島教授 学術面では、この4月から本格的に授業が始まっておりますが、早稲田リサーチパーク全体で約24万坪の敷地面積がありますので、大学として発展の余地がまだまだあります。現在、都内にある理工学部などは実験室が手狭になってきているため、このキャンパスは有効に活用できるでしょう。また、産業面では、地域の地元企業をはじめ、東京の企業などとも連携を深めております。都市開発の相互研究を行うため企業に建物・実験施設の貸し出しを推進しており、多くの企業から協賛を受けています。本庄早稲田キャンパスを発信源として、世界へ21世紀型の環境に配慮した新しい都市づくり「環境共創型情報未来都市」を研究・提案し、本庄地域の活性化と発展はもとより、地域が世界のモデル都市となるよう、これからも貢献していきたいと考えております。 |
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| 本日はありがとうございました。 |
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