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NEC NECディスプレイソリューションズ
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ホーム > プレスリリース > 平成20年-2008

平成20年6月16日
報道資料
NECディスプレイソリューションズ株式会社

医用画像の参照に最適な簡易DICOMモード対応
高精細電子カルテ用19型液晶ディスプレイの発売について

MultiSync LCD1990SX-MMultiSyncRLCD1990SX-M / MultiSyncRLCD1990SX(BK)-M

NECディスプレイソリューションズ(社長:津田 芳明、本社:東京都港区)はこのたび、簡易DICOMモード対応の高精細電子カルテ用液晶ディスプレイ「MultiSyncR for HR」シリーズの新商品として、19型液晶ディスプレイ「MultiSyncRLCD1990SX-M」を、7月14日より発売致します。

新商品の希望小売価格・販売目標台数などは次の通りです。

機種名 最大表示画素数 希望小売価格
(税抜価格)
販売目標台数
MultiSync®LCD1990SX-M SXGA
(1280×1024)
98,000円(税別) 10,000台/年
MultiSync®LCD1990SX(BK)-M (*)

*(BK)は黒ベゼルモデル

 当社は、2006年7月に高精細電子カルテ用液晶ディスプレイ「MultiSync® for HR」シリーズとして、19型、20.1型、および21.3型の3機種6モデルを発売し、医療現場の電子カルテ化と医用デジタル画像の活用にいち早く対応、多くの医療機関にご活用いただいております。   2008年4月から医用画像の電子化推進のため、診療報酬点数が改訂されたことに伴い、医療現場の電子カルテ化および医用デジタル画像の活用は小規模の医療施設まで拡大し、ますます電子カルテ用液晶ディスプレイの需要は増加する見込みです。

 今回の新商品「MultiSync®LCD1990SX-M」は、従来の「MultiSync® for HR」シリーズの機能を継承しつつ、液晶パネルの変更等により、従来機種に比べてコストダウンを図り、コストパフォーマンスに優れた商品として発売するものです。
 本商品は、電子カルテに求められる表示ムラを抑えた画像と長時間の注視にも配慮した様々な高画質機能、および医用画像参照に求められるDICOM近似画像の表示機能を継承しています。また社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)規格である「医用画像表示モニターの品質管理」に関するガイドライン「JESRA X-0093」の受入試験を製造工程にて実施して、その試験報告書を製品に同梱して出荷しますので、お客様のディスプレイの品質管理に掛かる作業負担の軽減が可能となります。

新商品の主な特長は次の通りです。

新商品の主な特長

1.簡易DICOMモード対応設計

医用画像の階調特性としてスタンダードな基準となっている、DICOM Part14の階調特性を予め製造工程内でプリセット。OSD(On Screen Display) 操作により、DICOM形式で保存されている医用画像を最適な状態で参照できます。

2.ご利用者の負担を軽減する管理システム

  1. JESRA対応
    社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)規格である「医用画像表示モニターの品質管理」に関するガイドライン「JESRA X-0093」の受入試験を製造工程にて実施します。その試験報告書を製品に同梱して出荷しますので、お客様による画像品質の確認作業を省くことができ、ディスプレイの品質管理に掛かる作業負担を軽減します。

  2. データ管理用ソフトウェア「GammaCompMD」対応(同梱)
    診断画像データを時間が経過しても同じ画像品質でディスプレイに表示させる為に、定期的な表示品位確認(不変性試験:表示品質が変わっていないかの確認試験)を行う際の便利な多機能データ管理用ソフトウェア「GammaCompMD」に対応しています。ガンマ特性や白色点、輝度などのキャリブレーションの実施および、その履歴管理なども簡単に行えます。

3.見やすい、使いやすい機能と性能

  1. ムラ補正機能(UNIFORMITY)
    独自開発の「専用画像処理IC」搭載により、画面の輝度ムラ、色ムラ、ガンマムラを、5段階で補正できる「ムラ補正機能(UNIFORMITY)」を搭載。個々の液晶パネルによって微妙に異なる表示特性に応じた最適な補正値を、計測データをもとに一台ごとに設定することより、電子カルテ用途として求められる均一な表示性能を提供します。

  2. レスポンス・インプルーブ(RESPONSE IMPROVE)回路
    中間調の応答速度を改善する「レスポンス・インプルーブ(RESPONSE IMPROVE)回路」を搭載。内蔵された温度センサーにより、応答速度が低下する起動直後などの低温時にも最適値に自動補正します。動画表示時における残像感や違和感を低減させることで、より高度なパフォーマンスを実現します。

  3. 12ビットガンマ補正機能
    RGB各色に12ビットのルックアップテーブルを採用することで、約679億6723万色中約1677万色の表示が可能。医用で求められる滑らかできめの細かい階調表現、正確な色の分解能力を発揮します。

  4. オートデミング機能 照度センサーを内蔵することで、室内の明るさ・暗さに応じて輝度を最適な状態に自動調節が可能です。常に適確な輝度を維持しますので長時間使用での目への刺激を和らげます。また、周囲の暗さに合わせて自動的にパワーセーブモードに入る「オフモード機能」も搭載しています。

  5. ピボット(表示部90゜回転)機構付きスタンド 表示部全体を90゜回転させて、タテ形表示させることも可能なので、タテ形の文書が多い電子カルテの表示に適しています。また、タテ形表示でもヨコ形表示でも、スタンドの高さを上下150mmの幅で調節できるエルゴノミクスに配慮した高さ調節機能を備えています。さらに、スタンドについているレバーを操作するだけで簡単にスタンドの取り外しが可能なので、スタンドを外して、アームや壁掛け用途として設置する際などに便利です。

なお、新商品の主な仕様については、下記リンク先をご参照ください。

以上

 

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