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平成23年6月7日
NECディスプレイソリューションズ株式会社
MultiSync®LCD-P462
NECディスプレイソリューションズ(社長:伊藤 行雄、本社:東京都港区)はこのたび、業務用液晶ディスプレイの新商品として、フルHD対応の高解像度モデル5機種を本年7月8日から順次出荷を開始します。
新商品の機種名・希望小売価格・販売目標台数は次のとおりです。
機 種 名 |
表示画素数 |
希望小売価格 |
出荷開始日 |
販売目標台数 |
MultiSync® LCD-P462 |
1920×1080 |
オープン |
2011年7月 8日 |
5000台/年 |
MultiSync® LCD-P402 |
1920×1080 |
オープン |
2011年7月 8日 |
|
MultiSync® LCD-V651 |
1920×1080 |
オープン |
2011年7月15日 |
5000台/年 |
MultiSync® LCD-V462 |
1920×1080 |
オープン |
2011年7月15日 |
|
MultiSync® LCD-V422 |
1920×1080 |
オープン |
2011年7月15日 |
30型以上の業務用液晶ディスプレイは、様々な情報を広く、多くの人々に伝えるパブリックディスプレイとして、デジタルサイネージと呼ばれる市場を支える重要なアイテムとなっています。当社では、デジタルサイネージ市場に向けて大型の業務用液晶ディスプレイを積極的に投入し、拡大する市場に対応してきました。
今回の新商品は、デジタル技術やネットワーク技術の普及に伴い、ニーズが高まっている高解像度業務用液晶ディスプレイにおいて、従来機種に対しオプションスロット装備やステレオスピーカ内蔵などの機能向上を図り、さらに省電力化、薄型化も実現したモデルとなっております。
「MultiSync® LCD-P462」、「MultiSync® LCD-P402」は長時間運用でもシミ・ムラへの耐性が優れたパネルを搭載、24時間連続稼動にも耐えうる高い信頼性を確保したモデルです。
「MultiSync® LCD-V651」、「MultiSync® LCD-V462」「MultiSync® LCD-V422」は、基本性能が充実し、手軽にデジタルサイネージを実現できるコストパフォーマンスの高いモデルとなっています。
新商品の主な特長は次のとおりです。
当社独自のオプションスロットを標準装備。Single Board Controller(以下SBC)やメディアプレーヤ等を装着させることで、クライアントPCを不要とするスリムなデジタルサイネージ環境を構築することができます。また、オプションのスロットボード変換アダプタ「SB-02AM」を使用すれば、Open Pluggable仕様(OPS)(注1)に準拠したSBCも装着することができます。
10W+10Wの高出力ステレオスピーカを内蔵していますので、音声付きのデジタル広告などにも容易に対応し、デジタルサイネージの演出効果を高めることが可能です。また、テレビ会議でのディスプレイなど、オフィスでの用途にもお使いいただけます。
DVI-Dの入出力端子を装備していますので、DVI-D端子接続によるデジタル信号によるディジーチェーンが最大6面まで可能です。タイルマトリックス機能と合わせて、同一信号によるマルチスクリーンも容易に実現します。
さらに、「MultiSync® LCD-P462」、「MultiSync® LCD-P402」は、DisplayPortによるディジーチェーンも可能で、最大100面までのチェーン接続ができます。
「MultiSync® LCD-P462」は当社従来比で消費電力を約26%削減した省電力設計となっています。また、「MultiSync® LCD-P402」は当社従来比で17%、「MultiSync® LCD-V462」は同11%、「MultiSync® LCD-V422」は同3%の消費電力の削減を実現しています。(注2)
「MultiSync® LCD-P462」、「MultiSync® LCD-P402」は、本体奥行を当社従来比で約26%削減と、薄型化を図りました。また、「MultiSync® LCD-P462」は左右上下のベゼル幅が16.5mm、「MultiSync® LCD-P402」は同15.5mmのアドバンスド・スリムベゼルを採用しているので、壁掛けなどデザイン性のある設置にも効果的です。
なお、「MultiSync® LCD-V462」は当社従来比で約18%、「MultiSync® LCD-V422」は同約21%の薄型化を図っています。(注3)
パソコン信号用のDVI-DやミニD-SUB15ピン端子の他、最先端のDisplayPortやデジタルAV機器との親和性に優れたHDMI端子も装備しており、様々な映像コンテンツの表示が可能です。
RS-232Cを使ったマルチ接続によるリモートコントロールの他、ネットワーク接続によるLANコントロールにも対応します。1台のホストコンピュータから様々な操作や設定変更を可能にします。
冷却ファンの設定モードを「ON/AUTO」の2モードから選択できます。また、「AUTO」の設定時におけるファンの回転速度を「HIGH/LOW」の2段階で制御できますので、使用状況や使用環境に応じてファンの騒音に配慮した設定が可能です。
内蔵センサーが周囲の明るさを検知して、明るさに合わせて設定した輝度に自動的に調整します。周囲が明るい時、および暗い時の2段階で設定ができますので、周囲が暗い時にまぶしいくらい明るい映像を表示するなどの弊害を防ぐことができます。また、環境に合わせて最適な輝度を設定することで無駄な消費電力を削減することにもつながります。
メイン(親)画面中に子画面を表示する「PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)」、サイドに子画面を表示する「POP(ピクチャー・アウト・ピクチャー)」に加え、画面を2分割して個々に表示する「Side by Side(サイド・バイ・サイド)」といった多彩な2画面表示機能を搭載。用途、目的に応じて、最適な表示形式が選択できます。
「毎日」、「毎週」、「曜日指定」の中から曜日を選択し、時刻を指定することで自動的に電源をON/OFFできるようになります。また、5つのピクチャーモードからのモード選択も可能ですので、入力信号に合わせた最適な映像モードも設定できます。
新商品のオプション品は以下の通りです。
型 名 |
希望小売価格 |
出荷開始日 |
備 考 |
SP-4046PV | オープン |
2011年7月 8日 |
外付けステレオスピーカ *LCD-V651除く |
SB-02AM | オープン |
8月下旬 |
スロットボード変換アダプタ |
ST-4620 | オープン |
既発売 |
テーブルトップスタンド *LCD-P462/V462向け |
ST-4020 | オープン |
既発売 |
テーブルトップスタンド *LCD-P402/V422向け |
SP-RM1 | オープン |
既発売 |
背面スピーカ(15W+15W) *LCD-P402除く |
SB-L000KX | オープン |
既発売 |
SBC(Single Board Controller) |
SB-L008KU | オープン |
既発売 |
スロット型メディアボード |
SB-L007KK | オープン |
既発売 |
HDSDIボード |
新商品の主な仕様につきましては、別紙をご参照ください。
以上
注1 2010年10月にインテル コーポレーションが発表したデジタルサイネージ向けのモジュールとスロットの規格
注2 消費電力(通常作動時):「MultiSync® LCD-P462」155W/従来機種「MultiSync® LCD-P461」210W
「MultiSync® LCD-P402」145W/従来機種「MultiSync® LCD-P401」175W、
「MultiSync® LCD-V462」165W/従来機種「MultiSync® LCD-V461」185W、
「MultiSync® LCD-V422」155W/従来機種「MultiSync® LCD-V421」160W
*「MultiSync® LCD-V651」の従来機種となるモデルはありません
注3 本体奥行(突起物除く): 「MultiSync® LCD-P462」103mm/従来機種「MultiSync® LCD-P461」140mm、
「MultiSync® LCD-P402」103mm/従来機種「MultiSync® LCD-P401」140mm、
「MultiSync® LCD-V462」107mm/従来機種「MultiSync® LCD-V461」129.8mm、
「MultiSync® LCD-V422」105.6mm/従来機種「MultiSync® LCD-V421」133mm
*「MultiSync® LCD-V651」の従来機種となるモデルはありません
<備考>
・MultiSyncはNECディスプレイソリューションズ株式会社の登録商標です。
・HDMI、HDMIロゴおよびHigh-Definition Multimedia Interfaceは、HDMI Licensing LLCの商標または登録商標です。
・DisplayPort およびDisplayPort ロゴは、Video Electronics Standards Association の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
私たちNECグループは、 「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。 |
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