「ビューライトLT150Z」(以下LT150ZJ)は、DLP™
方式(1チップ)を採用し、質量1.5kg、サイズは横243o×奥行196o×高さ53oと、従来機種(「ビューライトLT 150」(以下LT150J))とほぼ同一ながら、新規設計のランプとレンズを採用し光学エンジンを高効率化することにより、明るさ25%アップの1000ANSIルーメンを実現すると共に、輝度分布の画面均一性を向上させることで高画質化を図りました。さらにマニュアルズームの追加・ランプエコモードの搭載など、機能を強化させ、価格も698,000円(税別)と、一層の低価格を実現しております。また、パソコンに接続しなくても単独でプレゼンテーション資料やデジタル画像の再生ができるビューワ機能を標準装備しており、パソコンに接続しないで単独でプレゼンテーションができるプロジェクタとしては、世界最小・最軽量のモデルとなります。(2001年9月12日現在 当社調べ)
一方、「ビューライトLT75Z」(以下LT75ZJ)は、パネル解像度800×600ドット、ビューワ機能は搭載していないモデルで、価格は498,000円(税別)となっております。
当社は、営業担当者が社外でプレゼンテーションを行う際に活用できるように、携帯が可能なモバイルプロジェクタ「ビューライトLTシリーズ」を発売してまいりましたが、LT150J発売後、お客様から"重さ・サイズはこのままで、より明るくしてほしい"という要望が寄せられました。今回の新商品は、このような市場の声に答え、従来機種より明るさをアップさせることを念頭に開発・商品化したもので、さらにマニュアルズームの追加、ランプエコモードの搭載など機能を強化することで使いやすさも追求したものであります。
新商品の主な特長は次の通りです。
<新商品の主な特長>
1.明るさ1000ANSIルーメンを実現、U−XGA表示に対応
新規設計の135W・NSHランプとレンズを採用し光学エンジンを高効率化することにより、明るさ25%アップの1000ANSIルーメンを実現すると共に、輝度分布の画面均一性を向上させることで高画質化を図りました。明るく色むらのないクリアな画像を投映します。
また、LT150ZJは、XGA(1,024×768ドット)リアル表示に加え、NEC独自の解像度変換技術「Advanced AccuBlend」により、上位解像度であるS−XGA(1,280×1,024ドット)、さらにU−XGA(1,600×1,200ドット)表示にも対応しています。(LT75ZJはS−VGA(800×600ドット)リアル表示)
2.マニュアルズームを搭載
従来機種には装備されていなかった、マニュアルズームを搭載することで、投写画面サイズの調整が簡単に行うことができるようにしました。使い勝手をより向上させました。
3.「ランプエコモード」搭載で、ランプ寿命最大1500時間を実現
省エネルギーモードとなる「ランプエコモード」を選択すると、ランプ点灯時の温度制御を行い、ランプ出力を調整することで、ランプ寿命最大1500時間を実現いたしました。このモードにすることにより、ランプ交換の費用や手間が大幅に削減されます。(高輝度モード時のランプ寿命は1000時間。なお、ランプエコモード時の明るさは840ANSIルーメン)
4.コンパクトフラッシュによるビューワ機能で、パソコンレスプレゼンテーションが可能(LT150ZJ)
コンパクトフラッシュスロットを本体に内蔵させ、コンパクトフラッシュカードに記録したJPEGなどの画像データを使用したプレゼンテーションが手軽に行えるようにしました。ノートパソコンをプロジェクタと一緒に持ち歩く必要が無く、身軽なモバイルプレゼンテーションが可能です。パソコンに接続せずに単独でプレゼンテーションができるモデルとしては、世界最小・最軽量となります。
(2001年9月12日現在 当社調べ)
また、小型ソフトキャリングケースも標準添付しているので、手軽に持ち運ぶことができ、客先でのプレゼンテーションに非常に便利です。
5.オンスクリーンメニューに、オリジナルメニューを作成できる「カスタマイズ機能」を搭載(LT150ZJ)
オンスクリーンメニューには、ビューライトシリーズで好評を得ている、プルダウン方式のオンスクリーンメニューを搭載しました。わかりやすく、直感的な操作が可能です。
また、使いやすさを配慮し、普段良く使う機能のみを選択した「ベーシックメニュー」と、より詳細な設定が可能な「アドバンストメニュー」の2モードを用意しました。さらに、自分で機能を選択してオリジナルメニューを作れるカスタマイズ機能も搭載し、より使いやすくなっています。
また、本体メモリに日本語を含む7ヶ国語表示対応の「ヘルプ」を記憶しており、いつでも操作説明を見ることができます。
6.上下方向台形歪み補正機能(Keystone Correction)を搭載
スクリーンとプロジェクタとの投写角度の関係で、画面が台形になった場合でも簡単に台形歪みを補正できる「上下方向台形歪み補正機能」を搭載しました。この機能により社外でのプレゼンテーションに想定される、限られた設置状況下においても常にスクエアな画面を表示することができます。
(LT150ZJは投写角を中心として±30°補正、LT75ZJは投写角を中心として±15°補正)
7.幅広いパソコンに接続が可能
水平走査周波数15〜100kHz、垂直走査周波数50〜120Hzに対応し、PC98−NXをはじめ、DOS/V、iMacなど幅広いパソコンに接続が可能です。
8.USBマウスを接続することにより、パソコン感覚で操作可能(LT150ZJ)
市販のUSBマウスを接続することにより、マウスでのオンスクリーンメニュー操作や、コンパクトフラッシュに記録された画像選択をすることができます。また、投映している画面上にUSBマウスを使って線や簡単な絵を書き込むことができるので、プレゼンテーションを多彩に演出することができます。
9.動画をより美しく再生するコンポーネントビデオ入力に対応
コンポーネントビデオ接続ケーブルVL-CA03V(別売:希望小売価格10,000円(税別))を使用し、RGB入力端子にDVDプレイヤーなどのコンポーネントビデオ信号を接続することにより、動画をより美しく再生できます。また、DVDやハイビジョン放送などで使用されている16:9のワイドサイズ映像にも対応しています。
また、今回の新商品向けに次のオプション品も発売いたします。