「XT9000J」は、米国テキサス・インスツルメンツ社製の、リアルXGA(1,024×768ドット)対応DMD™(デジタル・マイクロミラー・デバイス)素子(注1)を利用したDLP™
(デジタル・ライト・プロセッシング)方式(3チップ)(注2)を採用しています。また、NECの特許である解像度変換技術「Advanced AccuBlend」により、上位解像度であるS−XGA(1,280×1,024ドット)及びU−XGA(1,600×1,200ドット)表示にも対応しています。さらに、光学系の光効率を向上させるとともに、新開発の高出力ランプを採用したことにより、8000ANSIルーメンという高輝度を実現しました。
オプションレンズは短焦点タイプから長焦点タイプまで4種類を用意しており、講堂・ホール、イベント会場など、設置場所に合わせて適切なレンズを選択することが可能になっています。
また、ニーズの増えているデジタル入力に対応するため、PC信号用にDVI−D端子を標準装備しており、また、オプションのSDI(シリアルデジタルインターフェイス)ボードを追加することで、D1のデジタルビデオ入力が可能となっています。
新商品の主な特長は次の通りです。
<高輝度DLP™プロジェクタ「XT9000J」の主な特長>
1.リアルXGA表示で高輝度8000ANSIルーメンを実現
米国テキサス・インスツルメンツ社製の、XGA(1,024×768ドット)対応DMD™(デジタル・マイクロミラー・デバイス)素子を利用したDLP™
(デジタル・ライト・プロセッシング)方式(3チップ)を採用し、XGAリアル表示を実現しています。また、NECの特許である解像度変換技術「Advanced AccuBlend」により、上位解像度であるS−XGA(1,280×1,024ドット)及びU−XGA(1,600×1,200ドット)表示にも対応しています。さらに、光学系の光効率を向上させたことに加え、新たに開発した2.0KWキセノンランプを採用したことにより、8000ANSIルーメンという高輝度を実現しました。
2.静音設計により低騒音化を実現
セット内部の騒音がなるべく外に届かないよう密閉度を高めるとともに、内面には吸音部材を用いることで、遮断と吸音とを効果的に実現。さらに、排気路に直接騒音が出ないよう複雑な形状を持たせることで、低騒音化を図りました。
3.シリアルデジタルインターフェイスボード(オプション)を装備することでD1のデジタル入力が可能
オプションのSDIインターフェイスボードを使用すれば、D1のデジタルビデオ信号のダイレクト入力が可能になりました。
なお、PC信号用のデジタル入力はDVI−D端子を標準装備しており、入力から出力までの一貫したフルデジタル映像表示を実現することで、アナログ変換による信号劣化やノイズの影響を受けない、鮮明な映像を投写します。
4.入力信号毎にレンズの調整位置を記憶可能
入力信号毎に、レンズシフトの位置(垂直、水平)やフォーカス・ズームを記憶しておけるので、信号を切り替えてもスクリーンに合わせた投映が可能です。
5.2台のスタックにより、最大16,000ANSIルーメンのシステムが可能
スタック設置を考慮した設計により、2台までのスタックが可能です。最大16,000ANSIルーメンの高輝度システムが実現できます。※
※スタック設置時は、スタック用のスタンドが必要になります。
6.テレシネ補間信号プロセッサを搭載
映像を更に美しく表示する、テレシネ補間信号プロセッサを標準搭載。テレシネ検出により走査線補間を最適化し、輪郭や細部の描写まではっきりと再現します。
7.上下方向台形歪補正機能をはじめ、多彩な機能を搭載
上下方向台形歪補正機能やプルダウン方式のオンスクリーンメニューなど、多彩な機能を搭載しています。
なお、レンズ及びオプションにつきましては次の通りです。