平成１５年６月１６日

報道資料

ＮＥＣビューテクノロジー

資料提示装置「ＤＶ１１」の発売について ―紙資料など実体物も鮮明表示で効果的なプレゼンテーションを演出−

（写真：DV11J）

　 ＮＥＣビューテクノロジー（社長：雄川孝志、本社：東京都港区）はこのたび、投映型フルカラープロジェクタ「ViewLightシリーズ」のオプション品として、プレゼンテーション時に、紙資料など実体物を映し出す資料提示装置「ＤＶ１１」を本年７月３０日から発売することにいたしました。国内・輸出をあわせ、発売後１年間で計２千台の販売を予定しています。 　商品名（型名）・希望小売価格・発売時期は次の通りです。

　書画カメラを搭載した資料提示装置は、プレゼンテーションの場で、パソコンで作成したデータ以外の紙資料やカタログなどの印刷物、また、商品サンプルなど実体物を紹介・活用したいときに有効なツールとして、プロジェクタの高解像度化と市場の伸長に比例して今後伸長が見込まれます。
　「ＤＶ１１」は、８５万画素ＣＣＤ搭載で鮮明な画像表示、可動式アームと回転カメラヘッド採用で、フレキシブルな撮影が可能なモデルとなっており、プロジェクタとあわせてご使用いただくことで、より効果的なプレゼンテーションをサポートします。
　新商品の主な特長は次の通りです。

＜新商品の主な特長＞
１．可動式アームで斜め撮影が可能
カメラ部の付いたアームは可動式なので、アームを倒して立体的物の側面からの撮影が可能です。また、アーム角(注)８０度で斜めから撮影した時に台形歪を自動補正する斜め撮影機能を搭載しているので、天井照明光などの外来光の映り込みを防止したり、Ａ４縦相当の原稿を撮影することが可能です。
(注)アーム角・・・・カメラアームのステージ面からの角度

２．業界最高の４５倍ズームで細部まで拡大表示
４５倍（光学１５倍／デジタル３倍）という業界最高の拡大倍率の実現により、Ｂ４横相当サイズから切手サイズまでの資料提示が可能です。小さな電子部品や立体物も、細部まで鮮明に映し出すことが可能です。

３．ＸＧＡの高画質で鮮明な画像を表示
８５万画素ＣＣＤ搭載で、ＸＧＡ（1,024×768）表示の高画質で鮮明な画像表示を実現しました。

４．回転カメラヘッド採用で全方向撮影を実現
　カメラ部が水平３２０度、垂直１８０度の範囲で回転するので、手元にあるものだけでなく、同じ室内にあるホワイドボードの内容や会議風景など広い範囲の撮影ができます。
５．照明一体カメラを搭載
　カメラ部にリング型の照明を一体化させたため、手元の空間に余裕ができ、原稿の置き換えなどがスムーズに行えます。また、照明には冷陰極管を使用しているため、連続寿命１万時間以上を実現しました。
６．画面メモリ搭載でスピーディーなプレゼンテーョンを実現
　撮影した画像を８枚まで本体にメモリできます。また、その画像はＵＳＢケーブルをパソコンと接続するだけで自動的にリムーバブルディスクとして認識され、簡単に取り込むことができます。専用ドライバも不要なので、余計な手間がかかりません（※）。
※対応ＯＳ：Windows Me/Windows 2000 Professional/Windows XP Home Edition，Professional

７．その他
・ ＲＧＢ出力を２系統装備、プロジェクタとＲＧＢモニタ等の同時接続が可能
・ モニタ用ビデオ出力端子装備（コンポジットのみ）
・ ＲＧＢ入力を装備、スイッチャとして利用可能
・ Ｐｈｏｔｏ／Ｔｅｘｔモード切替機能搭載 なお、主な仕様については別紙をご参照ください。

＜備考＞ ・XGAは米国International Business Machines Corporationの登録商標、ViewLightはＮＥＣ
ビューテクノロジー�鰍ﾌ登録商標です。
・Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

＜新商品の主な仕様＞